汗と冷房と熱中症と温暖化1/酵素と体温
人間は恒温動物であり、体温を一定に保とうとする機能を有しています。
ですので、身体の熱が上昇する際に体温を調整します。その機能として大きな役割を果たしているのが、汗をかくということです。
気温が高いとき(暑いとき)はもちろん、風邪をひいて発熱したとき、運動したとき、あるいは食事を摂ったときなどに、体温は上昇します。
人の体はタンパク質で出来ており、その生命活動は酵素の働きで成り立っているため、体温が上がり過ぎると生命を維持することが出来ません。
酵素は大変な働き者なのですが、力を発揮できる条件の範囲がとても狭いという特徴があります。
たとえば、酵素が触媒になって起こる反応の速度(酵素触媒反応速度)は、温度が増すにつれて増大します。多くの生物学的反応速度は、温度が10℃高くなると2倍の速度になります。
しかし、温度が上昇しすぎると、反応速度が遅くなります。
また、温度が10℃下がると酵素触媒反応速度は1/2の速さになります。すなわちある一定の温度を超えた場合、あるいはある温度以下の場合、ともに酵素の働きが悪くなるのです。
温暖化への人と建物の適応支援
資料のご請求、お問合せは
株式会社相互企画 山崎までお気軽にどうぞ
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
ブログ|山崎ブログの最新記事
- 05月20日 汗と冷房と熱中症と温暖化2/汗の役割
- 05月19日 汗と冷房と熱中症と温暖化1/酵素と体温
- 05月18日 暑さ対策の疑問を解く-28
- 05月17日 暑さ対策の疑問を解く-27
- 05月16日 暑さ対策の疑問を解く-26
カテゴリー
カレンダー
月火水木金土日
アーカイブ
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2017年3月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月