平屋住宅を建てる方のためのセミナー「パート2/屋根に対する暑さ対策⑥」
断熱材と輻射熱(放射熱)の相性
断熱材はそう呼ばれてはいますが、熱伝播遅効型熱吸収材料です。
断熱材と呼ばれている通称から勘違いされ易いですが、決して熱を断つことが出来る材料ではありません。
熱を吸収することで、熱の伝わる時間を稼ぐ、遅らせるという材料なのです。
そして、下方向への熱移動において93%を占める輻射熱(放射熱)のなんと90%を吸収し、やがてその熱を放射します。
つまり、断熱性能を上げるということは、吸収する熱量を増やすということであり、熱が伝わるまでの時間を稼ぐということに過ぎないのです。
更に吸収する熱量が多いほど、陽が沈んでから冷めにくいということとなりますので、屋内の熱帯夜化を助長するということにもなってしまいます。
資料のご請求、お問合せは
株式会社相互企画 山崎まで
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
関連記事
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その47/窓はシェードで対応
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その46/全館空調も全面遮熱
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その45/寒暖差の大きい栃木県
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その44/寒暖差の大きな地域では高断熱+高遮熱
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その43/一年中温暖な地域では全面遮熱
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その42/屋根面は高性能遮熱
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その41/高性能遮熱材の効果Ⅱ
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その40/高性能遮熱材の効果
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その39/アルミによる遮熱
-
> なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その38/建物内の温度上昇を抑制するには
ブログの最新記事
- 03月19日 なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その47/窓はシェードで対応
- 03月18日 なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その46/全館空調も全面遮熱
- 03月17日 なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その45/寒暖差の大きい栃木県
- 03月16日 なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その44/寒暖差の大きな地域では高断熱+高遮熱
- 03月15日 なぜ断熱性能を高めても建物内が暑いのか-その43/一年中温暖な地域では全面遮熱
カテゴリー
カレンダー
月火水木金土日
アーカイブ
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2017年3月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月