日本の地域別将来推計人口
国立社会保障・人口問題研究所は「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をまとめました。
この推計は、将来の人口を都道府県別・市区町村別に求めることを目的としたもので、要点は以下のようなものです。
- 2030年以降は全都道府県で総人口が減少
- 2045年の総人口は、7割以上の市区町村で2015年に比べ2割以上減少
- 2045年の65歳以上人口が50%以上を占める市区町村が3割近く
- 0~14歳人口割合は大多数の市区町村で低下
もちろん、栃木県も例外ではなく、2045年に65歳以上人口が50%近くか上回る予想がなされている市町村を見ると
・日光市/49.8% ・矢板市/48.8% ・那須烏山市/51.9% ・茂木町/64.9% ・那須町/55.1% ・那珂川町/54.0%
となっています。
このことからも配慮していかなければならないと思うことが、お年寄りは人工的な冷気を嫌う傾向が強いということです。
2045年に65歳を迎える方は今何歳なのでしょうか。
38歳ですね。
2045年に60歳を迎える方は今何歳なのでしょうか。
33歳ですね。
この年齢層の方々は、お家を建てたばかり、あるいは今まさに建てようとしている方々でしょう。
それは間違いなく高気密高断熱の家づくりのはずです。そして、単純に気密断熱を高めた家は、夏は冷房頼みの家といっても過言ではないでしょう。
確かに、若いうちは冷房が苦になりません。しかし、誰しも歳をとっていきます。それに伴って、冷房が嫌になっていきます。そして、温暖化も進みます。
今、そしてこれから、家づくりをとお考えの皆さん、冷房を使わなくても過しやすい家づくりを考えていく必要性を感じませんか。
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