これからの暑さ対策は熱移動理論に則って-27
アルミ遮熱材の選び方②アルミ箔の反射率
アルミの基本的な反射率は92.45%(アルミ金属国際基準の認定値)です。
ですので、高純度アルミ箔を表面に加工しただけでは、これを超える反射率を得ることは出来ません。
もし、このアルミ反射率を超える数値を謳っている遮熱材があれば、その差の根拠を明確に示すことが出来るはずです。
もし根拠を説明出来ないようであれば、反射率の数値には大いに疑問が生じると言えるでしょう。
しかし、アルミ箔による遮熱材の中には、限りなく100%に近い反射率を得られるものもあります。
例えば、高純度のアルミ箔に光沢度(光沢度とは純分率と研磨率からなります)を加えることで実現しています。
反射率が1%低くなると熱抵抗値は15%下がってしまいますので、99%と92.45%の違いは大きなものとなります。
ですので、反射率の違いは例え数パーセントであろうとも、無視できない重要なポイントとなります。
出来るだけ反射率の高いものを選択するようにして下さい。
資料のご請求、お問合せは
株式会社相互企画 山崎まで
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
関連記事
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-8
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-7
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-6
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-5
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-4
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-3
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-2
-
> なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-1
-
> 温暖化で厳しさを増す暑さへの対処は、これからの家づくりにとって重要な要素です。相互企画オリジナル冊子「暑さ対策の疑問を解く」をぜひご参考下さい。無料でお送りしています。
-
> 相互企画の家づくりは自由設計、住人戸色のマイホームを実現します。
ブログ|山崎ブログの最新記事
- 10月22日 なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-8
- 10月21日 なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-7
- 10月20日 なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-6
- 10月19日 なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-5
- 10月18日 なぜこのような大きな温度差が生じるのか(どのように熱移動を防ぐのか)-4
カテゴリー
カレンダー
月火水木金土日
アーカイブ
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2017年3月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月